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症例②|肋間神経痛
息を吸うのも左胸のあたりが痛くて苦しい60代女性
「寝転んだり体勢を変えるのも痛みがあり辛い」
上記以外の症状としては、
- 眠れない
- 肩が痛い(胸よりも先に痛み出した)
- 猫背(胸椎後弯、胸椎左へ側弯)
- まっすぐ立てない
などがありました。
痛みのせいか上半身をまっすぐ伸ばせない状態での来院でした。
体勢を変えることも辛いので、まずは問診の椅子に座ったまま、
呼吸を深くしていきました。
胸郭の調整は、呼吸と共に行うと可動域が大きくなりやすいです。
最初より息が吸える!と言っていただけました。
回復力を上げていくためにも、
呼吸はとても大切ですので、
ご自分でも意識して呼吸していただくように、
呼吸法をお伝えしました。
その後も、椅子に座ったまま、
背骨の調整と脊柱起立筋群へのアプローチを行いました。
この方のように、
上半身の状態が悪いためそこをかばうように猫背で背中が丸くなっている人は、足元への負担が大きくなります。
まっすぐ立てていない状態でも、同じ面積の足裏で支えないといけませんからね。。
そのままだと、足元が、さらに不安定になり上半身がいつまで経っても安定しないので、足元が安定するように施術した後、
立ち方もお伝えして1回目は終了。
その後は、
来るたびに息はしやすくなったようで顔色が良くなりました。
痛みなく体の向きを変えられたりして、寝やすくなったとのことで良かったです。
初回来院時には、
足を揃えたまま、30秒立てない状態でしたが、1ヶ月半後には立てるようになりました。
また胸の痛みもほとんどなくなりました。
姿勢が崩れやすく、背中が丸まりやすいので、来院ペースを落として3ヶ月はケアをしていく予定です。