症例⑦|毎職場環境の変化後から、ふらつきやふわふわするめまいが出始めた 20代 女性
浮動性めまい・ふらつき 20代女性 会社員
ふらつきからふわふわとする浮動性のめまいが発症
今回ご相談を頂いたクライアントは、数ヶ月前に職場の部署異動があり、勤務形態や職務内容が大きく変化。
仕事が忙しくなった結果、ふらつきからふわふわとする浮動性のめまいが発症した20代の女性。
症状自体は、とてもひどいというわけではなかったようですが、一人暮らしということもあり何かあった時に困ると思い、早めの対応ということでご相談をいただきました。
ひふみ整体へ連絡を頂いた時点では、病院での検査、診察を受けていなかったようだったので、まずは医療機関への受診をオススメし、脳や耳などの検査における異常が無いことを確認していただいた上で、ご来院いただきました。
ちなみに病院での診察結果は、ストレスによる自律神経の乱れからめまいが起きているという診断だったようです。
以前にも同様の症状が起きたことがあったようですが、その時は短期間で自然に改善されたので、あまり気にしていなかったようですが、今回は症状が長引いているため、不安もあるとご相談をいただきました。
「ふわふわめまい(浮動性めまい)」について
ふわふわめまい(浮動性めまい)症状を起こす原因は様々ですが、自律神経の観点から見ると、過度なストレスを受けることで自律神経の「交感神経」が優位に。
交感神経が優位になることで体内の血管が収縮し、血流の循環を悪くしてしまいます。血流の循環が悪くなると、新鮮な血液が体内を循環せず、酸素や栄養が全身に行き渡らなくなってしまいます。
結果、脳や耳の働きが低下し、ふわふわめまいが発症してしまいます。
このめまいの場合、病的疾患の危険性もあります。例えば、脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血、脳腫瘍といった脳の病気が原因となっている場合もあるので、同様の症状が感じられた場合は、まずは病院での診察をオススメします。
症状を抱えやすい人の特徴
- ストレスを抱えやすい
- 疲労が溜まっている
- 自律神経に花瓶
- 更年期障害がある
- ホルモンバランスの乱れがある
- 真面目、責任感が強い
- 日常生活での環境の変化
など
今回のケースでの「ふわふわめまい」の原因は…?
ひふみ整体の独自検査の結果、今回のふわふわめまいの原因は、職場環境の変化によるストレスの影響が大きかったようです。
新しい部署に異動し、これまでにやったことのない業務を担当するようになり、覚えることも多く、忙しい日々を過ごしていた結果、自律神経の乱れからめまいを発症。
また、部署の異動後に上司として担当することになった方との相性があまり良くなく、人間関係のトラブルも影響しているようでした。真面目で責任感の強い性格から、休日も仕事のことが気になり、リラックスできない状況が続いたことも相まっていたようです。
この他に、交感神経優位による血流障害の結果、心臓のポンプ作用が過度に働いていたことから心疲労も見受けられました。
調整とアドバイス
まずは、ストレスに対するアプローチをメインに、大元の自律神経の正常化を目指し、当院独自の検査と調整を行いました。
職場環境が絡んでいるとなると、普段の日常生活の中から常にストレスを受けてしまう状況にあるため、そういったストレスを感じた場合でも、対応できる体作りが必要になります。
そのためには、根気強く調整を重ねることはもちろん、患者様の思考の転換も必要になるため、患者様の協力も必要であることもお伝えさせていただきました。
症状自体は、重症化前に来院を頂いたため比較的早い段階で改善。心臓の反応もほぼ消失。ただし、今後症状が出ない、出てもすぐに回復する体作りをするためにも、来院頻度は減らしつつも症状の改善後も調整を重ねました。
まとめ
ストレス社会の現代では、仕事関係で同様の悩みを抱える方は少なくないと思います。仕事によって不調を訴えた際には、仕事辞め職場環境を変えるということも一つの手です。
しかし、人それぞれ異なる事情がある中では、そうもいかないこともまた多々あります。そういった時に、不調を生み出すストレスに対して、適応できる体作りをしておくこともまた一つの手でもあります。
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひひふみ整体までご相談ください。