冬から春にかけては、芽生えの時期として人間を含め、生物たちが活発に活動を始める時期です。
ただ、この春シーズンは花粉症を引き起こす人も多く、それに伴って頭痛を併発する人も少なくありません。
今回は、そんな春に起こりやすい花粉症と頭痛の関係について解説していきます。
ということで、今回の記事で分かる内容はこちら!
・自律神経から見る「花粉症が起こる原因」
・花粉症によって頭痛が起こる原因
・花粉症が原因の頭痛改善法
花粉症が起こる原因を自律神経の観点から解説!
まずは、花粉症が起こるメカニズムについて、自律神経の観点から解説しておきましょう。
結論から言うと、花粉症は自律神経の中でも「副交感神経」が優位な状態が続いている時に症状が出やすくなっています。
いわゆる、アレルギー症状というやつですね。
副交感神経は本来、リラックスしている時や体の回復などの際に優位になる神経です。副交感神経が優位な時は、免疫力も向上します。
しかし、副交感神経優位な状態が続くと、免疫を司る白血球の中のリンパ球が過剰に分泌され、免疫過剰となります。
この過剰な反応が花粉症を始めとするアレルギー症状の正体となります。
冬から春にかけては、副交感神経から交感神経への自律神経の切り替え時期ですが、この切り替えが上手く行かない人のところに花粉症は発症すると言えます。
花粉症のアレルギー原因物質を排除するだけでなく、自律神経のバランスを整えることが花粉症を悪化させない、改善していくことに繋がります。
花粉症で頭痛が起きる原因はなに?
花粉症による頭痛が起こる原因には、大きく3つあると考えられます。
① 副鼻腔炎(蓄膿症)
② 鼻詰まりによる脳貧血(脳への血流低下)
③ マスクの着用
1つずつ解説していきます。
①副鼻腔炎(蓄膿症)
まず副鼻腔炎とは、鼻の周りにある空洞(副鼻腔)が炎症を起こす病気です。
花粉症によって、鼻粘膜が腫れると鼻水の流れが悪くなり、副鼻腔に水がたまります。
そこで膿が発生することで副鼻腔炎を引き起こします。
蓄膿症とも言われますが、この副鼻腔での炎症が顔の感覚神経である「三叉神経」に影響を出し、頭痛を引き起こしている可能性があります。
②鼻詰まりによる脳貧血(脳への血流低下)
花粉症がひどいときには、鼻粘膜が炎症を起こし腫れることで、鼻が詰まった状態になります。
そうすると、鼻からの呼吸が上手くできず、脳への酸素供給や血流が停滞した状態で脳が酸欠状態に陥ります。
その際、脳の血管が血流を確保するために血管を拡張させるのですが、拡張させることで、三叉神経を刺激してしまうため、痛みを引き起こしている可能性があります。
③マスクの着用
花粉症対策にマスクは必須とも言えますが、そのマスクが頭痛の原因になっている可能性もあります。マスクを着用すると、吸い込む酸素の量が減ります。
普段あまり意識をしていないかもしれませんが、マスク着用時と非着用時では、呼吸の深さが全く異なります。
また、一般的には口呼吸より鼻呼吸の方が肺の奥まで酸素が届くと言われていますが、マスクによる息苦しさで口呼吸がメインになると、体に十分な酸素を供給できません。
その結果②のように脳への酸素や血流を確保できず、頭痛を引き起こしている可能性があります。
花粉症で起きる頭痛の解消法
花粉症によって起きる頭痛の解消には、大きく3つになります。
①生活リズムを整える
②マスクのしすぎに注意
③投薬、医療機関の受診
1つずつ見ていきましょう。
①生活リズムを整える
これは、つまるところ自律神経を整えることに繋がります。
初めの花粉症と自律神経の関係でもお話したとおり、花粉症は副交感神経優位で発症します。
冬から春にかけて季節の変わり目に、自律神経の切り替えが上手くいかないと、花粉症症状が出てしまう可能性が高くなるので、食事や睡眠、運動などを日頃から意識して取り組むようにしましょう。
朝起きてすぐ、カーテンを開け、陽の光を浴びるというのも自律神経の切り替えに効果的です。
②マスクのしすぎに注意
花粉が舞う時期の外出は、マスクが必要になるかもしれませんが、室内などで不要な時はなるべく外すようにしましょう。
現在は、新型コロナによるマスクの着用も個人の判断に委ねられています。
「周りがしているから…」と気にすることもあるかもしれませんが、状況に応じて外せる時は、極力外して起きましょう。
また、室内に入る際は、服についた花粉をしっかりと払っておくことで、室内でのマスク着用も避けられます。
③投薬、医療機関の受診
上記のような対策を行っても、すぐに効果が出るとは限りません。
その間、花粉症状態を我慢するというのはツライという人も多いはずです。
そういった際は、我慢せず薬や病院の治療を活用し、日々の生活に影響を与えないようにすることも大事なことです。
ただし、楽になるからと薬や医療機関に頼りすぎるのは、根本的な改善に繋がりません。
助けを借りながら、①や②の対策を行い、徐々に花粉症に対応できる体を作っていくようにしましょう。
まとめ
今回は、花粉症と頭痛に関してお伝えをしてきました。
花粉症によって起こる頭痛というのは、基本的に直接的に影響しているわけではなく「花粉症によって〇〇が起きた結果、頭痛に繋がっている」といった感じで間接的に影響を受けていることがほとんどです。
花粉症シーズンに頭痛が併発するという人は、そのメカニズムをしっかりと理解し、対策を行うことで症状を和らげたりすることも可能です。
今回お伝えした内容をしっかりと理解し、対策を行っていきましょう。
それでも良くならない、症状がきつくて困っているという人は、ぜひ一度「ひふみ整体」へご相談ください。
花粉症と併発する症状の原因を特定し、しっかりと改善へのサポートを行っていきます。
当院では、独自の検査技術によってこの「真の原因」を特定し、自律神経専門テクニックを用いて調整を行います。
それに加えて、普段の生活におけるアドバイスを行わせていただくことで、患者様と二人三脚で症状の緩和に努めます。
めまい症状でお悩みの際は、まずは一度「ひふみ整体」へご相談ください。
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